しらべない

<芸術は長く、人生は短い(Ars Longa, vita brevis)>

新人時代のおもひでぽろぽろ

会社のメルマガに書評を書いた。
慶應MCC通信【てらこや】:『狭小邸宅』

自分がリリースを知る前に、お客さんから読んだよメッセージがあったり、お会いしたことない方が、自分の文章をみて、青山ブックセンター寄って買っていきます、なんて言って頂いたりして、とても嬉しい。文章が勝負、というよりは、こういったものはセレクションが勝負なんだろうなという気もする。どれだけ、そのテーマに自分がコミット出来るか。素人さんの書く文章なんて、ハートとメンタル込めて届けよう、と思うしかないじゃないか。誰に届けようと思ったのだろう。あの頃の自分だろうか。

誰しもそうだと思うけど、新人時代は辛いことが多いんじゃないだろうか。自分も、正直な気持ちではあの頃に戻りたくない。感謝の気持ちはあるけれど、嫌なこともいっぱいあった。いま居る位置とは、全く違う。階段をのぼるように、自分の有りたい姿へ移っていった。望んでいるものの詳細なんてわからないけれど。

ただ、身についた筋肉があるということだけは事実で、それは生きていく力を授かったということでもある。恩を仇で返した面が多々あるんだけれど、いまでも、飛び出したことはしょうがなかったと思う。

あの頃のままだったら、どうなっていたかわからない。きっと、30歳になるころに、猛烈に不安で後悔をし始めていたんだろう。あまり自分のことを誇れる気持ちはないけれど、後悔だけはしたくないと、考え続け、行動を辞めなかった。不自由から逃走しようとする行動する力が自分の源泉なんだろうと思った。

まだ、守りにはいっちゃいけないなと思い直した。

自分は、不自由な気持ちにとらわれて、不全感を持っている人の気持ちを変えたいんだと思う。
高校時代は、地方の不自由さから、オトナになってからは、こんなものだと固まってしまうことの恐怖から。

広告の仕事では、パーセプションチェンジの面に思いを抱いていて、学習を助ける今の仕事ということでは、行動変容をもたらしたいと、アンカーはそういうことなんだろう。

変わり続けると決めることは、勇気がいるが、楽しい。生きている実感がある。
能動性、オーナーシップ、いろんな言葉があるけど、変わることを恐れずいきたい。
サカナクションの新作もそんな風だった。変わることを恐れず、取り組んでいた。

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