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しらべない

<芸術は長く、人生は短い(Ars Longa, vita brevis)>

GWどうだった?のお題に答える:寝込んでいた

今週のお題「2013年のゴールデンウィーク」

GWの後半も4日間休みがあったらしい。らしい、というくらいになにも出来なかった。うち2日間は寝込んでしまった。熱が出て寝こんだ。鼻水もたんも出ず、たんに熱が出ただけ。医者もなんじゃこれという感じの風邪とも呼べない症状。まさに疲れの発現であった。でも関節が傷んでしょうがなかったので、外出も出来ず、せっかくの約束もひとつ反故になってしまい残念だ。

とはいえ、貴重といえば貴重な経験だ。外は良い陽気でFBを開けばリア充のすくつ。ほんとによのなかから取り残された感があるわけだ。昔ほど落ち込みはしないけど。自分が当然と思っている権利は、ただの思いこみでしかないのかもしれない。今のタイミングで休養がしっかり出来たことは結果的には良いことであろうと思う。今週から地獄クォーターなのであるからして…

*1

結局、後半初日のぶらつき日比谷公園と、最終日の本日、引きこもり我が家というだけだった。2日間は熱と格闘して、8割は眠りっぱなしであったから。最終日、開き直って読みかけの本を読んだりしていたら意外と捗る。無駄にできない、という気持ちであったからかもしれない。読もう読もうとして読んでいなかった山川のもう一度読むシリーズを取り出してみたり、今更ながらにアカデミック・スキルズの本を取り出してみたり。

もういちど読む山川日本近代史

もういちど読む山川日本近代史


アカデミック・スキルズ(第2版)――大学生のための知的技法入門

アカデミック・スキルズ(第2版)――大学生のための知的技法入門

八重の桜を見ていても、戊辰戦争とかなんで会津藩がとかいうレベルだったので、今更ながらに明治維新を少しずつ理解するしまつ。

山川の本は第2次世界対戦までなので、戦後史がないのが深まらない。それはそれで別途補って見たいものだと思う。この辺りからかな。章立てで通時的でないのがどうかな、とは思うが。こういう本は風呂場で読むのにいいかもしれない。


アカデミック・スキルズは、全く体系だった学びの積み上げができていない反省から。30を過ぎてもいまだ牛歩なじぶんに呆れるが、この2日寝込んだおかげで、開き直れた点もあるかも。出来ない焦りをどことなく相対化してきている自分がいたりする。A5で情報カードつくるとのちのち便利らしい。ふーむ、たしかにA5は好きなサイズ。コピー用紙半分で用紙が作成できるし、考えてみるか。

先日、広告関連の論文賞をとった友人に、まったく異なった道を進んでいるのでどうなるか楽しみだ、と野次馬的な興味を示されたり、仕事先の方からどうなりたいのとこれまた興味持たれたりして、なんだろうなあと思ったりするのだが、やはり、自分自身にもわからない。自分などいてもいなくても同じように思えるし、それにしてはエゴが捨てきれなかったりもするもので。ただ、歩みを止めてしまうことが恐ろしいだけなのかもしれない。

向上心や克己心といったような立派な感情ばかりではない。安泰してしまうには幼すぎるし、結論を出すには若すぎる。テレビでは京大で村上春樹が講演したサマリがちょうど放映されていたけれど、デビュー時の頃を彼が振り返っているコメントを観て、「ただただ長く書き進めようとして出来上がったらうまくできていた。そういうのが自分は向いていると思えた」と言っていたようだけれど、そこで人生の残りをそれに懸けるというのはすごいことだと思う。それが自分には楽しかった、といえばそこまでかなとは思うが。

それにしても、文学や物語というのは、自分をいつも相対化してくれる。ずっぽりはまりこんでいた学生時代にはわからなかったけれど、そうか、こういうことでもいいんだと、気持ちを落ち着けてくれるようでもある。文学部で良かったと思えることが1年に少しだけあるが、今日はそんな日だったかもしれない。

外出する気もないからと、ベランダに椅子を出して読書してみたら、快適だった。夏、熱くなりすぎる前にベランダで読書するというのもよさそうだ。包摂ビールはまだかまだか。

http://instagram.com/p/Y92QjcLRDr/

春はまだか

春はまだか

*1:などとGWを悔いたりしていたら違った観点からだけどなるほどなあというダイアリーをハッケンした。安宅さんの日記より。http://d.hatena.ne.jp/kaz_ataka/20130503/1367553845