しらべない

<芸術は長く、人生は短い(Ars Longa, vita brevis)>

人生観が変わるような変化ってなんだ

カテゴリーがもはや日常エッセイ以外なくなってきたなと。でもほかに思い浮かばないからしばらく続けるか。

昨日、メッセージをやりとりしていて、この歳になるとおおきな人生観の変化もないもんだねという話になった。とはいって、今までに人生が変わるような至高体験?があったかというとよくわからないと感じた。先日、decadeライフヒストリーを書いていて、思い出せる出来事はあれど、劇的な変化を起こすような“一瞬の”体験というのはあまりないように思った。大きな変化があるときには、じわじわっとその状態が周縁から侵食されるように起こってくる気がしている。

まあこの歳になって劇的な変化が起きてもそれはそれで困るという気もする。変わりたいという気持ちはあれど、そこで目覚めて俺はバンドマンを目指すんだ、とかなるわけにもいくまい。もっと狡猾?で戦略的な発想をもとにキャリアはつくられていくフェーズだろうし。スガシカオの30前にデビューというストーリーが現実的な上限値に近いのかもしれん。同じ創作でも小説家とか書く仕事はまた別だろうけど。

人生観が変わるって感じたことってあとづけでいろいろ語られる。あの人と会ったから、あの出来事があったから、など。そう考えるとそのコトの最中にはその変化は知覚されないだろうし、ふりかえって意味づけることでしか判別できないし。とはいえ、災害が起こってしまったから、というのは別次元かもしれない。決定的な変化が物理的にも精神的にも及ぶだろうし。自分の3年前も経験しなかったからこその変化、という逆説的だけど、震災によって生き方修正に迫られたし。つらつら。

などと書き始めたけど、この問題を考えると結構これは難しい問題だぞ、という気になってきた。ニヒリズムともポストモダンな感じともつかない虚無的な壁に当たる気がした。うーむ、朝のネムイ時に書いても思考がまわりがたいのだなやはり。朝型になりたいです。

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