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しらべない

<芸術は長く、人生は短い(Ars Longa, vita brevis)>

マーケットの動向と学習についてスピードスケートみながら考えている

以前にマネックス証券のタダセミナーというものに行ってみたが、その会場でサイン本ほしさに松本大氏の本を買った。むかし、金融なぞ全く興味なかったのだが、新人のころに松本氏の本を好きで結構読んでいた。仕事術とか、彼のキャリアの本。ま、今回は米国株のマーケティング本であった。結構学べた。米国の株式マーケットってものをだいたいマニュアル的にまとめてくれていて、マイクロトレンドを話してくれたセミナーを含めて全く勘所がない人間には加速的に学べるって感じだった。

さて、このなかに、就職したての金融マンであった松本氏が、マーケットを知るためにさせられたOJTの話があってそれが興味深かった。毎日、マーケットがしまった後、基本的な指標をノートにつけていくこと。それだけというのである。

日本だったら日経平均だし、アメリカならNYダウやらS&P、ナスダック、そして為替や金やWTIなどの先物指標、長期金利とか、まあ日経の新聞やサイトみれば載っている数値だ。それの当日の数値と、前日からの上げ下げを記載することがおおいにマーケットを理解する学びになるという。

実は俺も最近1ヶ月ほど真似ている。せいぜい5分程度だから、寝る前に少しメモする程度に。俺の場合は加えて、その日のマーケット評が日経とかマネックスのサイトにあるので、その理由メモをつけたり、加えて私的な感想を加えて書いてみている。

こういうことの積み重ねがきっとトレーダーとか金融マンの感覚を磨くのだろうなと感じた。つまりは、マーケットを自分の身体知に落としこむ学習行為なのである。

金融の場合、デジタルに数値で差分が出るからそれもやりやすいような気がする。感覚的に日記でふりかえることは昨年でかなり習慣化出来たことだが、こういった指標的なふりかえりをすることで、また違った感覚で客観的な社会状況を理解することが出来そうだなと思った。

彼らは毎日のように白黒がハッキリしがちな世界にあるので、一段と学習が進んでいるのかもしれないとも思った。生々しく具体的に世界を感じるには、人がつくった虚構ではあるが、こういう世界に触れるのも良いかもしれない。

ちなみにこの仕事になってから学習という言葉は身近になったが、感覚的には勉強とかそういうことよりも、ドラクエでいう自動戦闘のAIみたいなもので、パターン把握とか、ヒューリスティック向上とかそういう感じである。私感でいえば、より反射的に判断がつくようにということは、より動物的になるために学習しているとも感じる。ま、景気よくなって欲しいもんです。どうせ虚構なら、高揚するアゲポジションのほうが楽しいものである。
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