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しらべない

<芸術は長く、人生は短い(Ars Longa, vita brevis)>

セッションがきになったので少し考えて書く

映画 スマホ雑文 かきなぐり
スマホからだけども多少考察。
菊地成孔が言うように、この映画の音楽考証はきっとひどいし、監督がドラマー目指してたので深みがあるかどうかでいえば、目指していたが故に罪深いと感じる。
そして、音楽ならではの世界が表されていたかというとそうでもないのだろう。深みは感じなかった。
しかし、町山智浩が買った監督の狂気みたいなものは感じた。強度はあった。それが未成熟かついい加減なので菊地成孔は批判したのだろう。いや、いい加減でも良いが、音楽で描かれる必然性まではなかったのだと思う。であるのに、音楽を扱った映画であることが評価のもとになっているのがねじれなのだ。
俺が思うにこの映画のクソであり素晴らしい点は、たいしたことがない人間が、それでも意地でやらねばならんという嫌らしい人間の業を見せつけてくる点にある。主人公のドラムしかり、ハゲ教授しかり。そのアクセントにヒロインがサラダドレッシング以下の扱いで引き立てているといういびつな映画だ。
生きることは、素晴らしいこと、でもなくて、クソいけど意地でやっていかねばならないこと、という業を感じさせる点においてなかなかのものだった。
あと、カメラアングルも凝ってた気がする。手持ち追っかけとか、ドラムのカットを雑にザッピングしてたりとか。
久しぶりに単館系だからこそ見られる映画感はあったよ。とはいえtohoのみゆき座だけど。
きちんとしたドラムソロがみたければ、それこそ普通にクラブにジャズ観に行くべきだ。