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しらべない

<芸術は長く、人生は短い(Ars Longa, vita brevis)>

クリエイティブの、仕事

気になって知人が前にいいと言っていた本田亮さんの本を読んだ。最新刊があったから。

40歳からの仕事で必要な71のこと

40歳からの仕事で必要な71のこと

仕事柄、いろいろな本を読む。主に最近はビジネス書。本田さんの本もその部類だけど、なんか違った。本人の書いた内容にそのものがあった。
「ビジネス書を読む人は書き手の成功者になりたいわけでなく、今より少しだけ幸せに仕事をしたい人だと思う」と。
さすがに広告の人でインサイトあふれる視点。

むかし、事故のように広告業界に入った。大体の人がいい加減でポジティブでお祭りで、でもわけわからんエネルギーあってなんか好きだった。大事なとこは、いい加減ってとこ。真面目に不真面目してる感じ。それは好きだった。クリエイターのひとほどそうだった。もちろん、手は抜かずにやってるんだけど、遊び心を真剣に追求している。

俺、意外と広告業界好きだったんだなと思う。出版にはもっと憧れてたけど、広告クリエイターのひとに教わったことがたくさんあった。自分で選んだわけだが、本当はうまくやれていたら良かったのかなと思う。人間観的にその組織がダメだったけど。

お祭り、ポジティブ、楽しくデスマ、ってのは広告業界、つうかメディアビジネスの良かったとこなんだろう。ルールがかわってコンプラ、音無、ってのはつまんないなーと思いながら生きている。

楽しさにはいろんなかたちはあるかもしれないが、やはり過ぎてしまったもどらない楽しいものはあったように思う。そんななかでも、新しい楽しさを死ぬまでリサーチしてる糸井重里みたいなのはやはりすごいのかな。

最近、大事にしている価値観否定な感じのことあり、苛立ちを超えてあーあと思ったりしたが、パワー負けで受け入れるしかなかったのを思うと、いよいよいい歳かもとは思う。諦観の先に、なんか心地よくなるエリアがないと、本当に生きている意味ないかもなと思うこともしばし出てくる。それはさすがに言い過ぎかもだが、そこで仕事しててもなあと思う。

でも、なんか、電通なりの狂ったクリエイターのことを思い出すと、特有の業態かもしれないけど、こういうマインドで仕事やりたいなあと思い出したりもした。

できれば逃げたいね。価値観の対立してるいまの環境は。と、思うのだけど、何も咲かない日は下へと根を伸ばす、しかないかな。

とにかく、わすれてしまった心の強度は取り戻したい。仕事、もっと好きな頃があったはずだからなあと。

なんか、久しぶりにid:inujinあたりに送ろう。

*1:こういうマインドあるなあと思えるのは、今の会社のS役員。クリエイティブで、人生楽しんでて憧れる。