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しらべない

<芸術は長く、人生は短い(Ars Longa, vita brevis)>

長い研究日誌2016/09/22

academic ナラティヴ 個人的な節目 研究 研究日誌 読書

雨ばかりだったので、読んでない論文と読んでない書籍をぱらぱらと読んだ。下読みレベル。これを進めようと思ったら論文の目的に合わせてよりアクティブに読まないといけないなという反省はある。読んだものは杉万グループダイナミクス系と上野直樹の状況論の本とRの入門書で偏りあり。あとはナレッジマネジメントの簡単な論文とか。ほんと雑多。

 

いろいろ目を通して見て、ひとつ大事そうな気づきは、自分は事象をモデル化するだけの論理実証主義はあまり興味がないようだなということだった。社会人になって学んでる以上、おおかたの心理学とか社会学とか経済学とか社会科学一般のものは自分にとってはあまり切実でないなと。まあ、経営学にしたって、読み込んでいくと分析で終わり、というものもおおかたあったりする。メタ化してあげておわり、みたいなのが学者であるのかなと。浅薄な理解だし経営学者に読まれたら自己防衛的に否定されると思うけど、大抵はまあそうだよねと。だからアメリカ経営学会?のデニスルソー女史とかはデリバラブルな経営学(意訳)っていってるのだろうし。企業で活かすとかそんなに簡単にいかない。それこそ状況論的に言えば、通じる文脈形成がないなかでの理論はお飾りになる。畢竟、理論を実証したいなら研究者はその場に介入しなくてはならない。モデル化を超えて。杉万によれば、それが自然科学でない人間科学の在り方なんだと。

とはいえ、データを数理的に回収して分析するスキルは高めたい。統計とか解析は武器になるはずだから。観察、フィールドワークとかナラティブに寄りすぎず、混合だろうが役立つものをその状況とか環境に応じて使えるようになりたいもんだ。

そんで、やはり自分のフィールドからはじめて、立場をつくりながら可能な感じでやりたいものに挑めたら良いのかなと思う。ワークショップなり、介入の武器も欲しいよね。まあ一番欲しいのは、こういった領域の野党みたいな志向性の立場にたった仲間なんだけど。アンチとしての教育工学とかそちらの方が現実的にウケているのがいまの実態。ま、文脈横断とか越境できるというのは、企業の状況に合わせて介入できるという技とか立場のつくりかたが必要なのだろう。

そんなで、自分はまた舞い戻るが実践的立場として組織開発とか、理論的立場として社会心理学なかでもグループダイナミックスが戦場になっていくのかなという気がする。

担当分野的に組織よりは、もうちょっと個の開発によった理論をやらなくてはとは思っているが。キャリアかリーダーシップか、はたまた経営学でない隣接領域になにか落ちてないかなとか。

 

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